人間は『生理的早産』といって、
『生理的早産』であっても、
生命を維持するための『本能』は
ある程度、機能しています。
『子宮外胎児期』に整う理性の部分は、
その時期にあった
動作・しぐさを繰り返すことで、
発達していきます。
発達にはある一定の法則があります。
◎発達の順序性
発達はある一定の
決まった順序で発達していきます。
前の発達が完了することで、
次の発達へ進みます。
◎上から下へ
発達は
脳と体の情報の往復で進みます。
ですから、
脳に近い部分の方が先に発達しやすくなります。
◎中枢部から末端部へ
中枢神経に近い部分の方が先に育ち、
指や足などの末端は後で育つようになります。
入ってきた情報を
脳で分析し、
対応する行動を選びます。
行動までの流れが定着すると、
1つの発達が完了します。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚
発達ではこの『五感』も大切ですが、
もっと重要になるのが、
『基礎感覚』です。
固有感覚、前庭感覚、触覚(五感と重複)
胎児期、新生児期・・・と
その時期に習得する発達があります。
他の発達にも関りがあるので、
総合的にバランスよく発達することが
大切になります。