発達はある一定の
決まった順序で発達していきます。
前の発達が完了することで、
次の発達へ進みます。
順序が逆になったり、
飛び越した状態で、
発達が完了するということは、
基本的にはありません。
順序通りでない場合は、
発達しているかのように見えるだけで、
完全には発達が完了していない
のかもしれません。
発達は
脳と体の情報の往復で進みます。
ですから、
脳に近い部分の方が先に発達しやすくなります。
首がすわり、
腰がすわり、
立位が取れるようになるという順序は、
この法則の通りです。
体を動かすためには、
脳から指令が出て、
脊髄を通り、
各部位の抹消神経の運動神経から
筋肉に指令が伝わることで体が動きます。
中枢神経に近い部分の方が先に育ち、
指などの末端は後で育つようになります。