今の困り感と体のメカニズム

いろいろなお困りごとが表面化している時、体の中ではどんなことが起きているのでしょうか?

発達学生理学からわかることを見てみましょう~

感情のコントロールが難しい

安心感が少ないと、脳の思考する部分よりも 本能の反応が先に働きやすくなります。

 

その結果、

  • 怒りやすい。
  • 手が出やすい。 
  • 勝ち負けにこだわる。
  • 1番ではないと気がすまない。
  • 自分の気持ちを優先してしまう。
  • 小さな音に過剰反応
  • 人が近づくと身をすくめる 
  • 返事ができない
  • その場で動けなくなる
  • ぼーっとしてしまう 
  • 言い訳が多くなる
  • すぐに「違う!」と反応する
  • 責められたように感じる
  • 否定されたように受け取る

といった行動が、理性的な行動よりも起こりやすくなります。

 

これらは 性格というより、体のメカニズムとして起きている場合があります。

 

まずは胎児期の状態を再現するなど、安心感を定着させて、考する部分が働く時間を作っていきます。

見るから始まるいろいろなこと

外の情報の多くは視覚から入ってきます。

そのため、視覚の発達に滞りがあると、空間認知・記憶・運動・状況理解など、思っている以上に広い範囲へ影響が出ることがあります。 

 

たとえば・・・

  • なくしものが多い。
  • 探し物が見つかりにくい。
  • 忘れ物が多い。
  • 施錠など、やったかどうか不安になる。
  • 球技が苦手。
  • 呼ばれても気づかないことがある。
  • 直接言われないと、周囲の状況が理解しにくい。
  • 空気を読むことが難しい。

 

目の前にあっても気づかない。

見たつもりなのに、記憶と違う。

 

「しっかり見たのになんでだろう~」

 

実はこの『しっかり見る』の前に必要な土台があります。

そして一見関係なさそうに見えても、首のすわる時期の姿勢(無理な縦抱き・早すぎるうつ伏せ)が影響していることもあります。

 

まずはリラックスと首のすわりの動作をやり直すことから、『見る力』を育てていきましょう。

姿勢発達

姿勢発達に課題がある場合、次のような困りごとが出やすくなります。  

  • 寝転がっていることが多い。
  • 座位を保つことが難しい。
  • 長時間、立っていられない。
  • 姿勢が傾きやすい。
  • バランスをとることが難しい。
  • じっとしていられず、歩き回ることが多い

これらは「やる気」や「性格」の問題ではなく、姿勢を支えるための発達の土台が十分に育っていないために起こります

 

発達は

首の座り → 寝返り → うつ伏せ → ずりばい・はいはい → お座り → 立位

という順序で積み重なっていきます。

 

どのプロセスも省略できず、抜けがあると姿勢が不安定になりやすくなります。

 

特に首の座りはとても重要です。

無理な縦抱き抱っこ早すぎるうつ伏せが多いと、頭を支え、自由に動かす筋肉が育ちにくくなり、その後の発達に影響が出ます。

 

姿勢発達にお困りごとがある場合は、まずは『正しい首の座り』からやり直すこと が安定への第一歩になります。