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『靴や靴下を履きたがらない・脱ぎたがるのはなぜ?』

外でも裸足になったり、室内に入った途端冬でも靴下を脱いだりしまう。

 

なぜなのでしょう?

 

 

 

<チェック>

 

足の裏の指の付け根部分を触る

 

   ↓

 

足の指がギューっと曲がる

 

   ↓

 

「足底把握反射」が残っています

 

 

 

「足底把握反射」は出生時に出現し、生後9~10か月頃(歩き始める頃)に消失します。

 

この反射が残った状態で靴下や靴を履いていると、足の裏に常に原始反射が起こります。

 

それを回避するために脱いでしまうのです。

 

 

 

足の裏をギューっと押すと固有感覚が入り、脳に信号が送られます。この時、足指は曲がりません。その他歩くための発達が整うと、原始反射は消失します。

 

 

 

注意していただきたいのは、中途半端な圧では逆効果になってしまいます。嫌がる場合はすぐに中止してください。

 

 

 

※靴や靴下を嫌がる原因は、他には触覚過敏などがあります。